壊れかけのブランドアイテムを処分する際に、「定価も高かったし売りたい」と考える一方で、「こんな状態じゃ売れないだろう」と思っている方は多いでしょう。
しかし、ジャンク品に適した買取方法を選ぶことで、状態が悪いアイテムでもしっかり値段を付けて買取してもらうことが可能です。
壊れたブランドアイテムの買取事情についてまとめてあるので、どうせなら売ってお得に手放したいという方は、是非チェックしてみてください。
壊れたブランド品でも買取してもらえる?
高級ブランド品でも、お財布やバッグなど、繰り返し使用しているものは当然使用感が出てきます。
しかし使用頻度が多い物ほど、ブランドアイテムの表面の擦り傷や、色あせ、型崩れ、内側のベタつきなどに悩まされている人は少なくありません。
「ボロボロのブランド品は売り物にならない」と考え、買取に出すのを諦めてしまう方もいますが、状態が悪いブランド品でも買取に出すことは可能です。
ハイブランドのアイテムなら、想像以上の値段が付くこともあるので、まずは査定に出してみるようにしましょう。
ボロボロになったブランド品でも売れる理由
使用感が強く、ボロボロになってしまったブランド品を買取しているお店は、自社に修理専門部署を設けており、ジャンク品でもリペアできる環境が整っています。
たとえ状態が悪いブランド品でも、修理をすれば再販できる状態に戻る可能性があるため、修復可能と判断したものなら値段を付けて買取してくれるのです。
また、エルメスやグッチ、ルイヴィトンといった高級ブランドアイテムは、元値が高いこともあって、「中古でも良いから安く購入したい」と考える人が大勢います。
「状態が良くないものでも欲しい」と思う人もたくさんいるため、壊れているバッグや年季のはいった財布など、状態が悪いアイテムでも十分需要があるのです。
ハイブランドのアイテムなら、ジャンク品でも買取してもらえる可能性が高いんですね。
逆に、状態が悪くて価格帯も低い商品だと、値段が付けられない場合も多いわ。
ボロボロでも買取してもらえるのは、定価が高いアイテムや、人気高級ブランド品が主ね。
壊れたブランド品はどうやって売るのがお得?
リサイクルショップの利用はオススメできない
総合リサイクルショップで、ブランドバッグなどの買取をしている所は多数あります。
多少状態が悪いものでも、買取してくれる可能性はありますが、査定額はほとんど期待できないでしょう。
総合リサイクルショップは、ブランド品を専門としているわけではないため、リペアをする設備が整っていません。
修理をして再販することが難しいため、状態によっては無料引取、買取拒否になることもあるので注意です。
ジャンク品を買取に出すなら、修理して再販できる環境が整っているお店を使った方が良いということですね。
そうね。様々な商品を買取しているリサイクルショップよりも、ブランド品に特化したお店の方が、買取価格には期待が持てるわ!
メルカリなどのフリマアプリは要注意!
スマホがあれば誰でも簡単にいらないものを売り買いできるフリマアプリ。
ブランド品も多く取引されていますが、ジャンク品を出品する際は十分な注意が必要です。
フリマアプリやネットオークションは、綺麗な状態のブランド品も多数出品されているため、状態が悪かったり壊れているブランド品だと中々購入者が現れません。
いつまでも現金化できない可能性があるので、早く売りたいという方には不向きです。
さらに、画像と文字の情報だけでしか商品の状態を判別できないため、しっかりと商品説明欄にブランドアイテムの状態を明記しておかないと、取引後にトラブルに発展する危険性があります。
ジャンク品だと記載しておいても、実際に商品を送った後に「ここまで状態が悪いとは思っていなかったから返金してほしい」とキャンセルを申し出る人もいるので気を付けましょう。
ブランド専門の宅配買取サービスを利用する
ブランドアイテムを買取に出すなら、一番おすすめできるのはブランド品の買取を専門とする業者の利用です。
ブランドアイテムに特化したお店なら、自社に修理専門部署を持っている所も多く、壊れた商品でもリペアができます。
また、総合リサイクルショップと比べて、ブランド品が売れる再販ルートを多数持っており、状態が悪い商品でもしっかりと売り捌くことが可能なので、必要以上に安値で買い叩いてくることもありません。
査定額にこだわるなら、ブランド専門買取店を利用するのが最も有効でしょう。
宅配買取なら、商品を梱包して発送するだけで、ブランド専門の査定士の査定が受けられるため、時間がない方や近場にブランド買取店がない方にも便利です。
また、送料やキャンセル時の返送料、梱包材も無料なので、利用者が余計なお金をかけずにブランドアイテムを買取に出せるのも魅力でしょう。
買取に出す前にチェックしておきたいポイント
ジャンク品を査定に出す際の注意点
壊れたブランドバッグや財布、ポーチなどが売れるお店があるとはいえ、どんな状態でも必ず買取してもらえるわけではありません。
破損がひどく修理が大掛かりになる場合、メンテナンス費用がかかりすぎて利益が乏しくなってしまうため、買取不可になることがあります。
重要パーツの欠損があったり、修理できない部分が壊れている場合は、商品価値がなくなってしまうので売れない事もあります。
また、ブランドジュエリーでも、宝石やラインストーンがとれているものだと買取不可になってしまったりと、商品の種類によってもジャンク品の扱いは異なるため気を付けてください。
他にも、お店ごとに買取可・不可の基準は違うため、ジャンク品を査定に出す場合は、お店のHPなどを参考に買取できる商品の基準を確認しておくと良いでしょう。
ブランド品は修理してから買取に出すべき?
ブランド品を買取に出す際に、売る前に修理をしておけばさらに高値が付くと考える方もいますが、あまりおすすめはできません。
状態にもよりますが、商品の定価の4割~7割の金額が修理にかかる場合もあるため、よほど高額で売れなければかえって損をしてしまいます。
ファスナーや根革(バッグと持ち手の繋ぎ部分)などを修理するだけでも、数千円かかるため、査定額アップを狙うためにリペアをするのは得策とは言えないでしょう。
ブランド品がどんな状態になっていても、まずはそのままの状態で査定に出すのが懸命です。
自分でリペアを試みると、かえって状態が悪くなってしまい、査定の際に減額される恐れがあります。
また、正規店以外でリペアを依頼すると、修理費は抑えることができますが、内側や生地の縫製が変わってしまうため査定額が落ちたり、正規品とみなされなくなってしまう可能性があるので注意です。
壊れたブランド品でも高価買取が期待できるのはココ!
ブランドピース
壊れている商品でも、ハイブランドのアイテムなら積極的に買取してくれるブランドピース。
査定が無料で受けられるのはもちろん、商品を梱包するダンボール箱も提供してくれるため、利用者が一切金銭的負担を負うことなく不要なブランドアイテムを売れます。
傷や汚れがあるものだけでなく、付属品を紛失してしまったブランド品も問題なく買取してくれるので、他店で買取を断られてしまった商品を売るのにもオススメできる買取店です。
ブランドコレクト
ブランドコレクトでは、リペアが必要なアイテムでも、インポートブランドなどの高額商品であれば査定可能となっています。
また、汚れのある靴や、使用頻度の少ない箇所のジッパー・持ち手が壊れている商品も買取対象なので、売れるかどうか分からないものでも査定に出してみる価値はあるでしょう。
ただし、ハイブランドアイテム以外で、購入してから2年以上経っている商品だと買取不可となってしまう可能性もあるので注意です。
バイセル
ハイブランドアイテムなら、使用感の強いものや色あせ、汚れ、崩れが目立つものでも査定対象になるバイセル。
買取価格については良い評判も多く、HPではいくかの買取実績を公開しているので気になる方は目を通してみてください。
宅配・出張買取が無料で利用できますが、宅配買取の場合、キャンセル時の返送料は利用者負担となっているため、余計な費用をかけたくない方は出張買取を利用すると良いでしょう。
壊れたブランドアイテムはブランド専門のお店へ
たとえ状態が悪かったとしても、ハイブランドの商品ならまだまだ需要があります。
せっかく値段を付けて買取してもらえるのに、「こんな状態じゃ買取NGだろう」と最初から諦めてしまうのは非常に勿体ないです。
自社に修理工房を構えていたり、豊富な再販ルートを持っている買取店を利用すれば、ジャンク品でも売れる可能性はあるので、送料無料のお店を使って積極的に査定へ出すようにしましょう。
ブランド品のコンディションに関わらず、リペアを行ってから買取に出すと、修理費で損をしてしまう恐れがあるので、修理には出さずそのままの状態で査定を受けることをオススメします。