フリマアプリのトラブルに要注意!どうやって対策すべき?

フリマアプリのトラブルに要注意!どうやって対策すべき?
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スマートフォンの普及と共に、パソコンを使わずに、スマホで商品の売り買いをする人が増えました。

中でも、個人で簡単に商品の出品・購入ができるフリマアプリは年齢層問わずに人気があり、利用者は年々増加傾向にあります。

しかし、便利でメリットの多いように思えるフリマアプリには、様々なトラブルが潜んでおり、被害に苦しんでいる人も多いのが現状です。

トラブルは、誰の身にも起こり得ることなので、しっかりと対策をとっていきましょう。

フリマアプリのトラブル被害者は年々増加している!

気軽にいらないものを販売できたり、欲しいものを安値で購入できる、メルカリやラクマ(旧フリル)などのフリマアプリは、非常に便利なツールです。

大勢の人が利用しており、メルカリの場合は2018年7月の時点で国内ダウンロード数は7,100万ダウンロード、利用者は月間で1,000万人を超えています。

しかし、利用者が増えると同時にトラブルの相談数も増加しており、国民生活センターの調査では、フリマサービス関連の相談件数は年々上がり続けていることが分かっています。

発生するトラブルは購入者側だけでなく、出品者であっても遭ってしまう可能性が大いにあります。

自分がトラブルに見舞われないためにも、トラブル事例や対処法をしっかりと確認するようにしましょう。

フリマアプリのトラブルケース【出品者編】

1.一向に代金が支払われない

購入申請が来たにも関わらず、いつになっても代金が支払われないというパターンは少なくありません。

支払い期日までに購入者からの支払いが確認できない場合、自動的にキャンセルになるシステムがほとんどですが、それまので間商品を他の人に売却することはできないので、早く現金化したい人にとっては不便でしょう。

人によっては、本当に購入する気がなくても、取り置き感覚で購入申請をしている人もいるため、代金を受け取ることも再出品することもできずに困っている人は多いのです。

2.商品にクレームを付けられる

ネットオークションやフリマアプリなど、商品の見た目が写真でしか分からない個人売買の場合、取引成立後にクレームが付くことは頻繁にあります。

主な内容は、「画像や情報と商品の内容が異なっている」というクレームです。

商品発送後に、着払いでの返送を申し出られたり、返金を求められることもあるため、商品を送り、代金を受け取ったからといって安心はできません。

また、取引終了後にも、身に覚えのない理由で低評価を受けたり、そもそも評価してもらえないというケースもあるので要注意です。

商品を受け取ったら取引は終了と考えている人も中にはいます。

いつまでも評価されない時は、フリマアプリの事務局に相談するのも手ですが、ただ単に忘れてしまっている可能性もあるため、一度コメントやメッセージで評価をするように促すのも効果的です。

3.しつこく値下げ交渉をされる

簡単にコメントやメッセージでやり取りできるフリマアプリでは、値下げ交渉が頻繁に行われています。

もちろん、値下げ交渉は禁止事項ではないため、購入者側も納得しているのであれば問題はありませんが、断ってもしつこく交渉をしてくる悪質なユーザーも多いのが難点です。

「箱はいらないから値下げして」「△△円なら即決します」「自分の売り上げ金が▲▲円しかないので安くしてください」など、自分本位なコメントに頭を抱えるフリマアプリユーザーは大勢います。

中には希望金額まで値下げをしても購入しなかったり、支払いをせずに放置する人もいるので要注意です。

値下げをする場合も、相手のプロフィールや評価を確認して、安心して取引できるかどうかを見極めるのが重要となるでしょう。

フリマアプリのトラブルケース【購入者編】

1.落札した商品が偽物だった

購入者側が経験するトラブルで多いのが、届いた商品を確認したら偽物だったというケースです。

どんな商品にも起こり得ることですが、特にバッグや財布、靴、アクセサリーといったブランドアイテムは偽物が紛れていることが多いようです。

エルメスやプラダ、シャネルなど高級ブランドの名前を無断で使用したり、コピー商品を売買するのは違法行為ですが、偽物を高値で売って利益を出そうとする人もいるため、十分な注意が必要となります。

また、ブランドアイテム以外にも、フィギュアや抱き枕カバーといったアニメグッズの偽物が出回っていることもあります。

アニメグッズはファンの人には高く売れるので、模倣品やコピーグッズをフリマアプリで販売している人もいるので注意です。

せっかく購入したものが偽物だったらとっても悲しいわ~。

どうにかして、偽物の出品や落札を防ぐ方法はないのかしらっ?

大手フリマアプリのメルカリでも、ユーザーから寄せられた情報をもとに商品をチェックして、コピー品だと確認できるものは削除するなどの対策はとられているわ。

でも、全体の出品数も多いし、全ての偽物商品を排除するのは難しいのが現状ね。

2.掲載情報や写真と実際の商品の状態が違った

「落札した商品が偽物だった」というケースよりも頻繁に起こるのが、アプリに掲載されていた商品の説明や写真と、実際に送られて来た商品の状態が異なるパターンです。

アプリでは基本的に商品の状態を記載して出品しますが、明確な基準がないため、出品者にとっては「未使用に近い」状態でも、購入者側からすれば「傷や汚れあり」という場合もあります。

また、写真では綺麗な状態に見えても、届いた品物を見るとシミや汚れがついていた、ということも少なくありません。

「届いた商品を確認したら壊れていた」「写真よりボロボロのバッグが届いた」といった口コミも多いため、必ずしも掲載されている情報や写真が真実であるとは限らないことを踏まえて利用するのが懸命です。

アプリに載っている画像だけでは、商品の状態は判断しにくいものです。

しかし、実際に商品が手元に届くまでは、画像や記載された情報以外で商品の状態を判断することはできません。

なるべく掲載写真の枚数が多いものや、色々な角度から撮影された画像が載っている商品を選ぶなど、工夫をするようにしましょう。

3.取引相手との連絡がとれない

取引相手と音信普通になってしまうのは、購入者だけでなく、出品者にも起こり得るトラブルです。

約束の発送日を過ぎても商品が発送されない、キャンセルを申し出たのに返事が来ない、商品を送ったのに連絡が来ない、などケースは様々で、取引相手とスムーズに連絡が取れずに困っている人は多いことが分かっています。

取引が成立せずに余計な手間だけがかかったり、場合によっては送料分などで損をしてしまう可能性もあるので、要注意です。

解決されるまでに時間がかかることもありますが、メルカリやラクマの場合は事務局に連絡すればトラブルに対応してくれるので、泣き寝入りせずに、まずは事務局へ問い合わせをしましょう。

取引相手と連絡がとれなくなったら、最終的には事務局に問い合わせをすればいいのね~。

その前に自分でしておくべきことってあるかしらっ?

取引相手が何らかの事情で対応できていない可能性もあるから、まずはコメントやメッセージを送りましょう。

また、プロフィール欄に事情を記載する人もいるから、内容が更新されていないかチェックするのも忘れずにね。

フリマアプリのトラブルに有効!とるべき対策方法とは

取引前に相手の評価を確認する

メルカリやラクマなど、フリマアプリには取引終了後に取引相手の評価をする機能が付いていることがほとんどです。

評価を見れば、今までに取引した相手にどう評価されているのかが分かるため、相手が信頼に値する人かどうかを判断する材料になるのは確かでしょう。

非がないにも関わらず低評価をされてしまう人も中にはいるため、必ずしも正当な評価を受けているとは限りませんが、明らかに低評価の多い人は注意するに越したことはありません。

たしかに取引相手の今までの評価を確認するのは大切ね~。

でも、悪質すぎて取引がキャンセルになった場合は評価が付かないから、評価だけで相手を判断するのはむずかしいわっ。

低評価が少ないからと言って、相手が信頼に足る人とは限らないのがフリマアプリの難しいところね。

他にも、同じ商品を複数出品している人や、オンラインショップの写真や、ネットの拾いもの画像を商品画像として使っている人も要注意よ!

不明な点はしっかり確認してから取引を

フリマアプリを利用している出品者と購入者の両方に言えることは、不明な点を残したまま取引をするべきではないということです。

商品の出品画面や、コメント、メッセージなどを見て少しでも疑問に思う点があったら、確認をしてハッキリさせるようにしましょう。

曖昧な点をそのままにして取引をすると、相手に非があっても「取引前に質問してくれれば答えた」「今更言われても困る」など、言い逃れをされてしまうケースもあるのです。

そのため、フリマアプリの一番のトラブル対策は、トラブルに発展しないように気を付けることと言えます。

解決しない場合は消費者センターの利用も検討

フリマアプリは、基本的には出品者と購入者の当事者間でトラブルを解決することが求められます。

そのため、何かトラブルがあっても自分で対応しないといけないのが大きなデメリットと言えるでしょう。

しかし、当事者間でどうにもならない場合には、事務局に連絡をとって、状況の確認やトラブルの解決を依頼できます。

事務局を通しても問題が解決できなかった場合は、そのままにせず、消費者センターを利用するという手もあります。

残念ながら、消費生活センターに相談をしても、必ず問題が解決するとは限らないのが現状ですが、解決されるケースもあるため、まずは相談してみましょう。

消費生活センター(独立行政法人国民生活センター)は、フリマサービスにおける購入者・出品者間のトラブルにも対応しています。

HPには、トラブルの相談事例や、解決策もいくつか紹介されているので、トラブルに巻き込まれた際は参考にするのも良いでしょう。

油断は禁物!損をしないためにもフリマアプリの利用は慎重に

フリマアプリは誰でも利用できて、手軽に商品を売買できる便利な買取方法です。

しかし、色々な人が利用できるからこそ、悪質な人と取引することになってしまったり、身に覚えのないクレームをつけられたりと、トラブルに発展してしまう可能性も少なくありません。

アプリの事務局もトラブル対策や相談受付をしているものの、根本的な解決にはなっていないのが現状です。

まずは自分でトラブルを回避することが重要になるので、怪しい人との取引には応じない、相手の情報を確認する、疑問点はメッセージのやり取り等で解消しておく、など常に用心して利用するようにしましょう。

「不要な物を売りたいけれど、できるだけ安全に行いたい」という方は、フリマアプリのような個人売買ではなく、買取店への売却がおすすめです。

買取店を使ったことがない方は、「不用品の処分なら買取へ!やさしく分かる初心者向け買取ガイド」を参考にご覧ください。